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2026/04/01 10:00


このたびチャオネットに、イタリア中部・トスカーナ州のワイナリー〈VITA / ヴィータ〉が仲間入りしました。

フィレンツェから南東へ約60kmほど下った、映画の舞台にもなった城壁に囲まれた美しい都市アレッツォで、イタリアワインの代名詞と言われる《キャンティ》を伝統的な『メトド・ガニメデ方式』で造っているワイナリーです。


イタリアワインの代名詞、キャンティとはー

キャンティとは、トスカーナ州のフィレンツェとシエナとの都市間に広がる丘陵地帯で生まれた赤ワインです。糸杉が並ぶ丘・石造りの農家・広がるオリーブ畑・・・そんな風景の中で、何世紀にも渡り栽培されている、サンジョヴェーゼという葡萄品種で造られています。


キャンティの魅力とはー

キャンティの主役であるサンジョヴェーゼは、高い酸・赤い果実・土やハーブのニュアンスが特徴で、典型的な香りはチェリー・ドライハーブ・スミレ・スパイス、味わいはフレッシュな酸・ほどよいタンニン・食事に寄り添うバランスを持っています。

豪華なワインというより、イタリアワインらしい『日常の食卓に寄り添うワイン』として親しまれ、イタリアの家庭ではパスタ・ピッツァ・トマト料理・肉料理など共に気軽に飲まれています。


そんな親しみやすさと、トスカーナの歴史や文化を表す、愛や平和の象徴である天使と自然風景が描かれた〈VITA / ヴィータ〉の華やかなワインラベルにも、ぜひご注目ください。



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ここからは、さらに《キャンティ》というワインについて深掘りしていきます。


キャンティの歴史についてー

キャンティの歴史は古く、300年以上前にさかのぼります。

1716年、トスカーナ大公だったコジモ3世がワインの品質を守るため、世界でも最も古い原産地法の一つを定めました。その対象となったのが、キャンティ・ポミーノ・カルミニャーノ・ヴァルダルノの4地域で、この時すでに、キャンティは特別なワインとして認識され、この特定のエリアで造られたワインだけが産地名を名乗れるようになりました。


19世紀になると、キャンティは現在の姿へ近づきます。

トスカーナの政治家であり、ワイン生産者でもあったベッティーノ・リカーゾリ男爵は1867年、キャンティのブレンド比率を提案しました。サンジョヴェーゼ 70%、カナイオーロ 20%、マルヴァジア 10%という配合レシピは、長くキャンティの公式スタイルとして受け継がれ、現在のキャンティの基礎を築いたとも言われています。


キャンティが世界に広まったのは、19世紀後半〜20世紀初頭。

象徴的だったのが『フィアスコ』という、藁に包まれた丸いワインボトルです。当時のトスカーナでは、ガラスが薄く割れやすかったため、輸送中の破損防止として藁で保護していたのです。この独特なボトルは、やがてキャンティのアイコンとなり、イタリア料理店やハリウッド映画、観光ポスターなどで広く知られるようになります。


キャンティの評価についてー

1967年、キャンティはイタリアワインの格付けDOCに認定されました。その後、品質改革を経て1984年には最高位DOCGへ昇格しました。

さらに現在はキャンティと、キャンティ・クラシコという2つの主要区分があります。キャンティ・クラシコは、サンジョヴェーゼを80%含む黒葡萄のみを使用するなどの厳しい規定があり、本物のキャンティ・クラシコには、『ガッロ・ネーロ』という黒い雄鶏のシンボルマークを付けることが定められています。


イタリアワインの歴史そのものとも言える存在で、グラスに注げばトスカーナの太陽と丘陵が広がる、キャンティならではの親しみやすい味わいを、ぜひご堪能ください。


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