カザーレ・デル・ジリオ マティディア

長期の瓶熟成に適した、ラツィオ州の地場品種を使用

【マティディア】
州：ラツィオ州
生産者：カザーレ・デル・ジリオ
タイプ：赤・辛口・フルボディ
内容量：750ml
品種：チェザネーゼ・ダッフィーレ 100％

“マティディア"は、アウグスタ（皇帝の一族）の称号を得たアントニヌス朝の女性の名前から名付けられました。
葡萄の木はコルドン仕立てで栽培され、葡萄畑は海抜500メートルの東向き、土壌は火山性石灰岩です。葡萄は初秋から10月頃に収穫されます。

マラスキーノチェリーとデリケートなスパイス香がフレッシュで適度なタンニンへと繋がり、海を想わせるミネラル感の長い余韻が印象的です。長期の瓶熟成に向いています。

【お料理】羊のラグーを添えたニョッキ・リッチ・ディ・ アマトリチャーナ(平たい形状のニョッキ)、 豚のスペアリブと。

ボルゲリに類するワイン未開の地から イタリアワインの新しい伝統を創る

〈カザーレ・デル・ジリオ〉は、首都ローマから海岸線を南に50km。ボルゲリに類するテロワールを持つアグロ・ポンティーノに1968年設立。

海に程近く、日照が豊富で水はけのよい砂質、粘土、泥土で構成されたテロワール。この地に適した葡萄を見つける為に、約60種の国内外の葡萄品種を栽培することからスタートしました。研究と実践を続け、瞬く間にラツィオを代表する生産者となり、現在は国際品種とラツィオの地品種を含めて23種類のワインを造っています。

「伝統的な葡萄品種だけに頼るのではなく、的確な葡萄と醸造法を選び、品質と価格を適正にし、高いレベルのワインを造ることがイタリアワインの発展に繋がります。」と当主アントニオ氏は強く語ります。